搾乳ロボットの新しい使い方を実現

きうち牧場では、8台の搾乳ロボットを一列に並べ、一斉に搾乳を行う独自の運用を実践しています。これにより作業の効率化だけでなく、機械のメンテナンスも同時に行えるため管理が容易になります。酪農は365日休みがない仕事ですが、この仕組みにより週休2日の働き方も実現可能になります。このように持続可能な酪農の形を追求する取り組みを行なっています。

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循環型酪農に取り組む

きうち牧場は、自社で数百ヘクタールの広大な畑を所有し、牛の飼料として欠かせないトウモロコシを栽培しています。この飼料生産と並行して、牛の糞尿を畑の肥料として再利用する循環型の酪農システムを確立しています。資源を無駄にせず、自然のサイクルを活かすことで、環境負荷の軽減と持続可能な牧場経営を目指しています。こうした取り組みは、地域の自然環境を守るだけでなく、牛にとっても健康的な環境づくりにつながっています。

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地域とともに歩む農業

株式会社きうち牧場は、千葉県香取市の開けた土地と豊かな自然に恵まれた環境の中で、畑の力を活かした酪農を展開しています。香取の大地とともに歩む私たちの酪農は、地域の自然と共存しながら成長してきました。これからもこの地から、日本全国へ向けて新しい酪農のかたちを発信し、安心・安全でおいしい牛乳をお届けしてまいります。地域に根ざし、地域とともに未来へ進む。そんな牧場でありたいと思っています。

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牛が心地よく過ごせるよう配慮

株式会社きうち牧場では、牛が快適に過ごせてこその副産物が牛乳であると考え、日々の酪農に取り組んでいます。牛との接し方にも心を配り「たたかない・蹴らない」はもちろん、牛との良い関係づくりを大切にしています。例えば、牛が心地よく過ごせるよう、寝床や水飲み場は常に清潔に保ち、飼料について栄養価の高さを意識した配合を徹底しています。また、生まれた子牛は、3か月間は弊社にて専用の牛舎で大切に育てています。こうした積み重ねが、牛との良い関係を作り、健康を守り質の高いおいしい牛乳につながっていきます。

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最新の設備を備えた牛舎を導入

株式会社きうち牧場では、この度、搾乳ロボット8台を導入し新たな搾乳システムの稼働にあわせて、最新設備を備えた牛舎を新設しました。8台の搾乳ロボットを一列に配置するために、もともと鶏舎だった建物をリノベーションし130頭の牛をほぼ同時に搾乳できる体制を実現させました。牛が快適に過ごせる環境づくりと、酪農の効率的な管理の両立を目指しています。新しい搾乳スタイルで酪農の新しい価値を生み出し、これからの酪農の可能性を広げていきます。

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